時短勤務って結局どうなの?お給料は?時間で帰れる?
育休が終わってフルタイムで復帰する人も多いけれど、ひとまず時短で復帰する人も多いですよね。
私は長女の育休後、1.5時間早く帰るというスタイルの時短勤務を選択しました…が、もう一生あの働き方に戻ることはないでしょう。その理由は、
・3日勤、4日勤が当たり前で、体力的にきつい
・部屋持ちよりも、外回り業務が多くてへとへとになる
・お給料が激減
の3つです。以上の3点について、ここから詳しく話していきます。
特にお給料と拘束時間のバランスが取れてないと感じたのが、時短勤務をやめた一番の理由かな…。
3~4日勤が当たり前で、体力的にきつい
夜勤なしの時短勤務だったため、3日勤・4日勤が当たり前。3日勤1休3日勤…といったシフトになるので体力的にきついです。また夫が土日休みなので、土日は休みたかったのですが「勤務希望は月に3日まで」という病棟ルールがあったため土日働くこともしばしば…。これは病棟の師長さんに相談すれば土日固定の休みにしてもらえる可能性もありますね。(ただそうすると必然的に5日勤となりますが…)
5日勤は死んでも避けたいわ…吐く。
部屋持ちより外回り業務が多くてへとへとになる
部屋持ちの日もありますが、外回り業務(いわゆる採血やドレーン・尿破棄、シャワー浴介助など)にあたる日も多くへとへとに…。ちなみに外回りの日に万歩計をつけて勤務してみたら7時間で1万6000歩を達成しました。それにプラスシャワー浴軟化した日には、勤務終了後のHPは0です…。
シンプルにきつい…。そのあと子ども連れての家事が待ってるなんて…一旦ソファに座っていいですか?
お給料が激減…!!
もうね、なによりこれです。たった1時間半、しかも結局ぴったりには帰れないので約1時間だけの時短のようなものでしたが平均して総支給額が20万円前後(当時、看護師歴9年、勤続年数4年)で控除はがっつり引かれて、手取り14~15万円程度…トホホ…
ちなみにフルタイムで夜勤もやってた頃は総支給30~33万円の手取り25~28万円程度でした。勤務時間が減るので基本給がまず減ります。そして残業も基本的になく(私の場合は30分前後が一番多かった)夜勤もないため夜勤手当が出ないので、総支給額が激減するんですね。正直夜勤より日勤の方が体力的にしんどいと感じていた私としては、体力的にしんどくなったのにお給料こんなに下がるの!?と驚愕しました…。
毎月給料明細見た後にため息ついてたなぁ…
その他、私が苦しんだ理由
まぁ病棟勤務なので定時でぴったり帰宅ということが難しく、結局30分程度の残業をしていたわけですが、30分未満の残業だと、残業申請しずらい…!(これは病棟や個人の考え方にもよりますが…)
私の働いている病棟は手術が多いので、だいたい手術の患者さんを受け持つのですが、15時半までの勤務にもかかわらず15時頃帰室予定の患者さんがついていたりすることもざらでした。いや…1000%帰れんやん。
そしてなにより精神的にきつかったのは、他のスタッフへの申し訳ない気持ちです。いや、時短勤務だし、子育てしてる環境で時短勤務をするのは全く悪いことではないんです!でも、毎日帰る時に「すみません…お先に失礼します。すみません。」と頭を前後にへこへこしながらの退勤。「いや、定時だけどな!」と当時の自分には言ってあげたいです。
まとめ
時短勤務をもうやりたくないと思った理由
・3日勤、4日勤が当たり前で、体力的にきつい
・部屋持ちよりも、外回り業務が多くてへとへとになる
・お給料が激減
・他のスタッフに気を遣う
以上のことから、私はもう時短勤務に戻ることはないと思います。今は非常勤として週2回(日勤1回時短なし、夜勤1回)の勤務でのんびりと看護師ライフを送っていますが、実は手取りは時短勤務の時と同じか、月によってはそれより良いです。
ライフスタイルに合わせて働き方は変えていく必要がありますし、短い人生、自分の納得いく形で働けるのが一番ですよね。
今の働き方に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
一度きりの人生、自分にとって仕事はどれだけ重要なのか考えてみるのも大切ね。
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